構造躯体
基礎
地盤に施工された鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造のため、構造耐力を効果的に地盤へ逃がすことができ、軟弱地盤でも不同沈下を防止します。地面をコンクリートで覆うので防蟻対策や地面からの水蒸気を防ぐのにも大変有効です。
また弊社では基礎断熱工法を推奨しています。断熱化に貢献するだけでなく、ベタ基礎の底盤が凍結し地盤を押し上げる現象等も防ぐことができます。防蟻対策も施しています。
金物接合工法
軸組工法の仕口継手部分を金物に置き換えることで、木材の加工欠損が少なくてすみ耐力が大幅にアップします。継手部材の高い寸法精度を誇るプレカット加工集成材との組合せでさらに強靭な躯体になります。また、木材を落とし込んでピンを打つだけの簡単施工により、 現場の作業性が向上。金具が木材の中に納まるため、断熱材や構造用面材との取り合いも良く納まります。
高耐力工法
耐力壁は高耐力用面材仕様が利用可能です。従来の筋かい構造と異なり、方向性が無く施工精度に左右されることもありません。軸組みとの力の伝達が面で行われるので力が分散しねばりのある強度になります。
従来の床組は根太(ネダ)を掛け床下地を組む方法が主流でしたが、根太を使用しないネダノン工法を採用。厚みのある特殊な構造用合板を使用することで根太を省略し、水平構面上優れた耐力となります。また、たわみや床鳴りが減少。施工安全性の向上と、工期の短縮も可能な工法です。
面材による耐力壁
ネダノン工法