外装
寒冷地に適した外壁
中村建築で採用している壁は寒冷地に強い壁です。材質によっては寒冷地特有の凍害という現象が生じやすくなります。壁に水滴が付着し、その水分が凍ると体積が膨張し壁の表面が剥がれたり、割れなどが発生します。寒冷地に強い壁とはすなわち、凍害に強い壁ということです。
壁というとサイディングというフレーズが思い浮かぶ方も多いかと思います。サイディングは工場製品でデザインに富み、防火性能が高く安価で施工しやすい為とても普及していますが、種類によっては凍害の影響を受けやすかったり、材と材の合わせ目のシーリングが切れるなど注意が必要な素材となります。
お勧めは継ぎ目のない仕上げができる塗り壁や吹付仕上げの壁です。シームレスな一枚の壁は見た目にも美しく、継ぎ目自体が無いので凍害の影響を受けにくく、経年後も新築同様に再吹付することが可能です。また、ウッドサイディングや金属サイディングもオススメです。こちらも凍害の影響を受けにくい材質です。